森林セラピー・用語解説

森林セラピー・用語解説

オオバクロモジ:大葉黒文字(Lauraceae)クスノキ科。クロモジ属山地に生える落葉低木で多雪地に多い。雌雄異種。枝は黒緑色で黒い斑点が多く、この樹皮の斑点を文字になぞらえて、このように呼ばれている。










グリーンチェック:森林セラピーを行う前と後に血圧・脈拍・体重・体脂肪などを測定すること。












観音平:温身平内の「けもの歩道」の途中に広がる小さな広場。












カモシカ沢:温身平内の「けもの歩道」の途中の対岸と温身平を往来するカモシカの通り道になっていることに由来する急な沢。


















ミズナラ:水楢(Quercus crispula)ブナ科コナラ属の落葉広葉樹。温帯の落葉広葉樹林の代表的構成種。別名、オオナラ(大楢)。ブナと並んで落葉広葉樹林の主要樹種の一つ。ブナに比べると、やや明るい場所を好む。樹高は、大きなものでは35mに達する。葉はつやのない緑で、コナラよりももっと波打つようなはっきりした鋸歯(輪郭のギザギザ)がある。5月頃に長さ5cmほどの花を咲かせ、秋には実(ドングリ)が熟す。








けもの歩道:温身平セラピーロードのうちの道の一つ。












森林セラピー基地:被験者の心拍変動性・唾液中コルチゾール・唾液中アミラーゼ・血圧などの反応を総合的に測定し、人への森林の効能を科学的に実証する生理実験を森林部と都市部で同時に行い、その結果、優れた癒しの森としての特性を有することが確認された場所。










セラピーガイドコーナー:平成17年7月に癒しの効果や森林環境に関する実証実験が行われた場所であり、温身平内の森の癒し効果をグラフにした看板が設置してある。











ヤチダモ:谷地梻(Fraxinus mandshurica)モクセイ科トネリコ属の落葉広葉樹。タモともいう。雌雄異株の落葉高木。大きなものでは直径1mにも達するという。葉は羽状複葉で、枝は太い。雌雄異株であり、花は4〜5月に咲く。秋に翼のある長さ2.5〜3.5cmの果実ができる。
















温身の池:温身平の森の湧水が集まって出来た小さな池。












モリアオガエル:森青蛙(Rhacophorus arboreus)両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属に分類されるカエル。日本の固有種。体長オス4〜7 cm、メス6〜8 cmほどで、メスの方が大きい。指先には丸い吸盤があり、木の上での生活に適応している。背中側の地色は緑だが、地方個体群によっては全身に褐色のまだら模様が出る。また、体表にはつやがなく、目の虹彩が赤褐色なのも特徴。非繁殖期はおもに森林に生息するが、繁殖期の4月から7月にかけては生息地付近の湖沼に集まる。







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