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時間が経ってしまっていますがコメント失礼します。 私も瑞龍院の七不思議について興味があり、白鷹のガイドのようなことをしていた母から資料を見せてもらいました。 七不思議には新しいものと古いものの二つのパターンが在るようです。 新しい方がこちら 1、壁は全然使われていない。 2、池の入り口があっても、出口がない。 3、境内の中にカラスはいつも二羽しかいない。 4、雨だれの音がしない。 5、錠は一つもない。 6、薪は割らないで使う。 7、(住職は)妻帯しない。 古い方がこちら 1、カエルがいない地域である。 2、錠がない。しかし、油断して盗賊が入れば、その盗賊は腰が抜けて歩けなくなる。 3、屋根にすだれを立ててはならない。強行すれば火事にあう。 4、四方に塗り壁をしてはならない。強行すればこれもまた火事にあう。ある時、囲炉裏の隙間からの寒風に耐えられなくて、その隙間に壁を塗ったら、囲炉裏の縁の木の部分は焼けずに、塗った壁だけが灰になってしまった。 5、雷の音が聞こえない。 6、立派な和尚が住職の時には、龍門の滝に霊剣を見ることがある。 7、「いなり」と呼ぶと、どこからともなく狐が必ずやって来るという。 (稲荷山瑞龍院史より) 母からもらった資料の中には、 『天明9年(1789)8月の瑞龍院稲荷明神長床由来記の中に「稲荷明神へ初飯を日々捧げるに、食わずという事なし。七不思議の内なり。」と書かれたのが、最初のことであります。』 という文章もありました。 また、瑞龍院の十二景というものもあるようです。(こちらは山形県立荒砥高校の社会クラブが編集している「しらたかの伝説」より抜粋しています。) 1、寺の後に大池があり、毎年三度この池に甘露が降るといいます。故に、この池を甘露水といいます。 2、寺の前に池があり、常にこの池の水面より白雲立ち上ること多く、故にこの池を白雲水といいます。 3、境内に堀池田等があり、蛙やがまの姿は目に付くがその鳴き声はありません。 4、寺院の中に壁は一つもありません。 5、寺院の大伽藍の周囲には、錠は一つもありません。 6、庭前に姫松があります。 7、庭前に天狗の力石があります。 8、寺中に龍の跡があります。 9、庭前で呼べば、野狐出現します。 10、境内の森林中に、烏はいつも二羽だけ住んでいます。故に、瑞龍院の二羽烏の名があります。 11、七劒先と三劒先があります。瑞龍院の近くに劒の先のようにとがっている山が七つもあり、その中でも三つが特に鋭く、美しい景色をなしているので、その三つを三劒先と呼んでいます。 12、龍門の滝があります。 瑞龍院は光り輝く玉を持った龍から土地を譲り受け、白狐に導かれて建てられたという伝説があるようですが、その他にもたくさんの不思議があるようですね。
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