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米沢市在住 104歳【高森 務】氏 訪問

米沢市在住 104歳【高森 務】氏 訪問:画像

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置賜文化フォームの編集員「うさぎ妃」です。
今日はすごい方にお会いしてきました。
人はこのように凛々しく老いることができるのかと、うさぎの小さな心は感動で帰ってきました。
置賜文化フォーラムの会長である「米沢市芸術文化協会」会長の亀岡博氏から、
ご推薦頂きました「高森 務」氏は、米沢の歴史に残る方であるとお聞きしていたので、期待いっぱいです。
想像以上で、びっくり、びっくりの連続でしたよ。



まず、アポイントを取るところから、びっくり。
104歳とお伺いしていましたので、電話をかけたのですが、きっと家の方がお出になるばかり思っていました。ところが、電話に出たのは、本人高森先生で、104歳でも、まだまだしっかり電話対応していただけたのです。
正直、アポイント取ったのはいいですが、その日を覚えて下さっているのか、うさぎ妃少々不安でした。なんたって100歳を超えておられるので、普通だと、耳が遠かったり忘れたりしているのではないかと、想像してしまい失礼なことでした。


アポイント時間の10時には、高森先生が玄関に迎えて下さり、客間へ。
うさぎ妃少々緊張ぎみ、それをほぐすように、高森先生がうさぎ妃にお茶を入れて下さったのです。
100歳以上の方にお茶をご馳走になったのは、うさぎ初めての体験。
そればかりか、そのお茶は、甘くて、色がきれいで、熱くなくて、美味しいことおいしいこと。
一杯飲みほして、おかわりまで頂戴してしまいました。
補聴器を付けておられましたが、言葉の対応は普通の方と何ら変わない会話ができ、本当に高森先生は104歳なんだろうかと思うほど、顔の色つやもよいですし、しっかりしておられました。


客間には高森先生の描かれた水彩画、水墨画が沢山ありました。
作品の一部を紹介します。



高森先生は104歳の今でも、たくさんの活動をされていて、
昨日も小野川温泉に、一泊のスケッチ旅行に行かれたそうです。


104歳にて個展も開催します。


■〜高森務〜個展■
日程)2012年9月19日〜23日
場所)米沢市サンルート1F まちなか広場


高森先生が関係する諸団体の主なもの


現在でも活動されている会は4つで、高森先生のお部屋に4つの会が大きく書かれていました。

・火曜会・・・水彩画の会で、高森先生がご指導されています。
・やつで会・・・水墨画の会で、第二水曜日に活動しています。

・青空ラクブ・・・人形劇の団体。高森先生もご自分の人形で活動参加。

・直江会・・・米沢の町づくりの基を築いた直江兼続公の会です。
昭和54年に発足。
林泉寺のおしょうさん、学校教諭の今泉先生、高森先生の3人で立ち上げたそうです。
直江兼続の上司である上杉景勝公の父である長尾政景公の故郷、新潟県南魚沼との交流。
新潟の会員約20人ほどの方々が、5月3日の上杉まつりに来訪、米沢の会員約20人は、7月19日20日の新潟県南魚沼六日町の長尾政景公のお祭りに、米沢から訪問するという交流を毎年ずっと続けておられるそうです。
104歳の高森先生は、今年も、もちろん参加するとおっしゃっていましたよ。

104歳の方とは思えないほどお顔の色つやがよいので、ずばり、長生きの秘訣を聞いてみました。


毎日を規則正しく。
高森先生1日のスケジュール
4時起床
朝風呂
新聞
散歩(今は杖になったので、200mほどだとおっしゃっていましたが、
それまでは、片道4kmを毎朝歩くこと5000回を続けたそうです。)
畑作業 1時間
朝ごはん
1日のスケジュールを立て、これから1日がスタートだそうです。


健康の秘訣は、「歩くこと」


100歳過ぎてもこんなに元気な高森先生ですが、小さいころは虚弱体質で、
兄弟3人の末っ子で、一番弱かったというから驚きです。
こんな中でも軍隊には行かれたそうで、山形32連隊の800人で一番小さく、
体重が48圓半柄だったのだそうです。この体重は今までずっと変わらず保っているというのです。
だから健康で長生きなのですね。
面白いエピソードを教えて下さいました。



長生きされる方の考え方は、ちょっと違いますね。
どんなことがあっても前向きに考え、乗り越えるんだな。教えられました。


ご自分用の携帯電話も持っておられたから、またびっくり。
高森先生おっしゃるには、「携帯は、1台しかもっていないんだよ」。
うさぎ妃は思った、先生1台で十分です。

高森先生の書斎拝見。



高森氏は、104歳の今でも書斎の書類や本棚に番号を付けて、別のノートに書類管理をされているのです。
米沢市の小中学校すべての児童に配布されている「こどもしんぶん」は
高森先生が立ち上げたものなんですよ。
その他には、作詞作曲、執筆、人形劇活動など、
高森先生には老後などないです、今が青春、
今を感謝して、感謝して生きておられる高森務先生に、
うさぎ妃感動でした。


先生の100歳記念の書を頂きました。
そこの最後のページをそのまま掲載します。



「まだ百」ですよ。長生きする人は「まだ〜、まだ〜」なのですね。
高森先生いつまでも元気で長生きしてくださいね。
うさぎ妃、今日の出会いを感謝しつつ。



2012.07.12:[お知らせ]

ありがとうございます

私は高森務の次男坊(末っ子)です。親父がこんなに褒めてもらっている事に大変嬉しく思い、コメントさせていただきました。息子の私も尊敬している父親なのですが、一番出来の悪い私が米沢にいたら、きっとダメ人間になっていたと思います。九州へ養子に来て離れてみて、その偉大さに改めて親父の息子で良かったと幸せに感じています。実の息子が言うのも何ですが、今まで生きてきて親父の様な人は一人もいませんでした。私もDNAをいただいてますので、九州で僅かでも人のためにならねば・・・・と思っています。うさぎ妃さんありがとう。そして親父、お袋、家族のみんなありがとう!!

2013.10.15 22:22:[迫 弘行]:編集削除

あの時のお礼です

今から47年頃前でしょうか、小学生だった私は山形放送の番組に出演し
歌とゲームをして帰りました。その時のゲストが高森先生です。
記憶が確かではありませんが人形を使って何かを(失礼)お話しされたかと
思います。それよりも記憶がはっきりしているのが、収録の後で私たちが
米沢市窪田町から来たということで、高畠まで車で帰る先生から声をかけて
いただき実家の近くまで送っていただいたことです。
104歳のこのサイトを偶然見てあらためてあの時のことを思い出し、
その後何もお礼の連絡もしなかった自分が恥ずかしく思いました。
あらためて遅くながらの御礼を申し上げたくこのようなコメントを差し上げた
次第です。
もっともっと長生きしてください。
ありがとうございました。

2015.11.03 18:17:[匿名で申し訳ありません]:編集削除

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