「小松豊年獅子踊」を終えてインタビュー
■インタビュー
中学生を代表して、男子生徒1名、女子生徒1名にそれぞれインタビューさせて頂きました。はじめに、本年で参加3年目となる牝獅子担当の中学3年生の男子生徒にお話を聞きました
Q.小松豊年獅子踊には、なぜ参加しようと思ったのですか?
小さい頃から小松豊年獅子踊を見ていて好きだったので、自分も踊ってみたいと思い、参加しました。
Q.小松豊年獅子踊では、何を担当されますか?
今年は牝獅子を踊ります。中学1年生のときは太鼓を担当し、中学2年生のときは供獅子を担当しました。
参加一年目は、太鼓から始めることが多いのですが、獅子をやりたい人は獅子踊りの練習をして、自分の希望する役を練習していきます。
Q.小松豊年獅子踊のどのようなところが楽しいですか?
踊っている瞬間が一番楽しいです。今年はずっと憧れていた牝獅子を踊らせて頂くので、精一杯踊りたいです。
Q.牝獅子に憧れていたとのことですが、どういったところに魅力を感じますか?
牝獅子は火の輪をくぐって跳ぶ場面があり、かっこよくて憧れていました。今年は自分が輪をくぐる役なので、頑張りたいです。
Q.中学生の若い世代が参加することによって、どのような意味合いを持つと思いますか?
小松豊年獅子踊は、昔から続く川西町の郷土芸能なので、若いときから獅子踊りに参加して、川西の伝統を大人達から受け継いでいき、途絶えないように伝承していきたいと思っています。
Q.ご指導者の方は“小松豊年獅子踊”を守り続けてきたと思いますが、一緒に練習に励む中で、そのような取り組みや思いを間近で感じる機会も多かったと思いますが、どう感じますか?
僕たちはまだ子どもですが、当日の衣装の準備や会場整備をしてくださったりして、裏の面での支えがあるから僕たちも獅子踊りをやっていけると思うので、本当にありがたいと思います。
Q.中学校3年間、小松豊年獅子踊に参加されてきて今年で中学生として最後の参加となりますが、3年間振り返ってみてどうでしたか?
自分達の踊りは、大人の方に比べたらまだまだ適わないと思いました。
Q.獅子踊りを拝見しましたが、とても素晴らしい踊りでした。
そのようには感じられなかったのですが、どういったところがそう思いますか?
大人の方は、獅子踊りの手を使った掻き方が上手で、体も足も一体となって動いていて、自分のものにして本物の獅子のように綺麗に踊るのですが、僕たちが演じるとどうしても振りになってしまい、布を使った動きも手こずったりした部分がありました。大人の方に比べたらまだまだだと感じました。
Q.牝獅子の見せどころの“輪くぐり”。見事でした。観客からは拍手が沸き起こりましたね。
こちらはいかがでしたか?
練習ではうまくいかなくて着地も下手だったので心配だったのですが、 本番は成功したので良かったです。
Q.中学卒業後の小松豊年獅子踊との関わりについては、どのように考えていますか?
指導してくれている大人の方々には、お誘いをいただいているので高校生になっても時間があれば参加したいと思っています。
Q.この先、同じように小松豊年獅子踊を受け継いでいく中学校の後輩へ伝えたいことはありますか?
小松豊年獅子踊は、平安時代から続いているので、僕たち若い世代が途絶えないように、しっかりと残していきたいです。踊りの面では、変なアレンジなどしないで振り付けも正確に覚えて伝承して欲しいと思います。
―ありがとうございました。今後のご活躍も期待しています。
■インタビュー
続いて、花笠担当の中学3年生の女子生徒へのインタビューです。
Q.小松豊年獅子踊の発表を終えて、感想をお聞かせください。
今年は、憧れの花笠を担当することができて嬉しいです。紫色が好きなので、中学生最後の年に綺麗な衣装を着ることもできたので良かったです。
Q.小松豊年獅子踊において、やりがいを感じる場面はありますか?
みんなで揃ったときが一番楽しいです。練習でも揃えば揃うほど、意気込みが強くなります。
Q.踊りを覚えるのは大変でしたか?
参加当初はなかなか覚えられず、そのときに当時の3年生の先輩が声をかけてきてくださって、アドバイスを貰ったり、いろいろな面で教えていただいたので仲間の支えがあったからこそ、ちゃんと覚えることができたと思います。
Q.上級生になった今年は、同じように後輩にご指導するときはありますか?
後輩ではないのですが、同学年で参加した年が違う子には、アドバイスしたりして仲間同士で協力し合うことを心がけています。
Q.中学生のみなさんが参加することによって、どのような意味合いがあると思いますか?
毎年、違う学年の人達が入ってくることによって、仲間が増え、絆を深めることができるので良いことだと思います。
Q.ご指導者の方は“小松豊年獅子踊”を守り続けてきたと思いますが、一緒に練習に励む中で、そのような取り組みや思いを間近で感じる機会も多かったと思いますが、どう感じますか?
私達はまだ未熟ですが、大人の人達は踊りも出来て、刺激を受けることが多いです。大人の方を見ていて、自分たちもこうなれたらいいなという憧れがあります。
Q.中学校での参加は最後の年となりますが、今後も参加していきたいですか?
はい。中学校を卒業しても参加できる機会があるなら、これからも参加したいです。
―ありがとうございました。
中学校での経験が、川西の郷土芸能である小松豊年獅子踊を守り続けるきっかけとなるのだと思いました。今後のご活躍も期待しています。
中学生を代表して、男子生徒1名、女子生徒1名にそれぞれインタビューさせて頂きました。はじめに、本年で参加3年目となる牝獅子担当の中学3年生の男子生徒にお話を聞きました
牝獅子役の男子中学生3年 |
小さい頃から小松豊年獅子踊を見ていて好きだったので、自分も踊ってみたいと思い、参加しました。
Q.小松豊年獅子踊では、何を担当されますか?
今年は牝獅子を踊ります。中学1年生のときは太鼓を担当し、中学2年生のときは供獅子を担当しました。
参加一年目は、太鼓から始めることが多いのですが、獅子をやりたい人は獅子踊りの練習をして、自分の希望する役を練習していきます。
Q.小松豊年獅子踊のどのようなところが楽しいですか?
踊っている瞬間が一番楽しいです。今年はずっと憧れていた牝獅子を踊らせて頂くので、精一杯踊りたいです。
Q.牝獅子に憧れていたとのことですが、どういったところに魅力を感じますか?
牝獅子は火の輪をくぐって跳ぶ場面があり、かっこよくて憧れていました。今年は自分が輪をくぐる役なので、頑張りたいです。
Q.中学生の若い世代が参加することによって、どのような意味合いを持つと思いますか?
小松豊年獅子踊は、昔から続く川西町の郷土芸能なので、若いときから獅子踊りに参加して、川西の伝統を大人達から受け継いでいき、途絶えないように伝承していきたいと思っています。
Q.ご指導者の方は“小松豊年獅子踊”を守り続けてきたと思いますが、一緒に練習に励む中で、そのような取り組みや思いを間近で感じる機会も多かったと思いますが、どう感じますか?
僕たちはまだ子どもですが、当日の衣装の準備や会場整備をしてくださったりして、裏の面での支えがあるから僕たちも獅子踊りをやっていけると思うので、本当にありがたいと思います。
牝獅子役の男子中学生3年 |
自分達の踊りは、大人の方に比べたらまだまだ適わないと思いました。
Q.獅子踊りを拝見しましたが、とても素晴らしい踊りでした。
そのようには感じられなかったのですが、どういったところがそう思いますか?
大人の方は、獅子踊りの手を使った掻き方が上手で、体も足も一体となって動いていて、自分のものにして本物の獅子のように綺麗に踊るのですが、僕たちが演じるとどうしても振りになってしまい、布を使った動きも手こずったりした部分がありました。大人の方に比べたらまだまだだと感じました。
Q.牝獅子の見せどころの“輪くぐり”。見事でした。観客からは拍手が沸き起こりましたね。
こちらはいかがでしたか?
練習ではうまくいかなくて着地も下手だったので心配だったのですが、 本番は成功したので良かったです。
Q.中学卒業後の小松豊年獅子踊との関わりについては、どのように考えていますか?
指導してくれている大人の方々には、お誘いをいただいているので高校生になっても時間があれば参加したいと思っています。
Q.この先、同じように小松豊年獅子踊を受け継いでいく中学校の後輩へ伝えたいことはありますか?
小松豊年獅子踊は、平安時代から続いているので、僕たち若い世代が途絶えないように、しっかりと残していきたいです。踊りの面では、変なアレンジなどしないで振り付けも正確に覚えて伝承して欲しいと思います。
―ありがとうございました。今後のご活躍も期待しています。
■インタビュー
続いて、花笠担当の中学3年生の女子生徒へのインタビューです。
花笠担当の女子中学生3年 |
今年は、憧れの花笠を担当することができて嬉しいです。紫色が好きなので、中学生最後の年に綺麗な衣装を着ることもできたので良かったです。
Q.小松豊年獅子踊において、やりがいを感じる場面はありますか?
みんなで揃ったときが一番楽しいです。練習でも揃えば揃うほど、意気込みが強くなります。
Q.踊りを覚えるのは大変でしたか?
参加当初はなかなか覚えられず、そのときに当時の3年生の先輩が声をかけてきてくださって、アドバイスを貰ったり、いろいろな面で教えていただいたので仲間の支えがあったからこそ、ちゃんと覚えることができたと思います。
Q.上級生になった今年は、同じように後輩にご指導するときはありますか?
後輩ではないのですが、同学年で参加した年が違う子には、アドバイスしたりして仲間同士で協力し合うことを心がけています。
花笠担当の女子中学生3年 |
毎年、違う学年の人達が入ってくることによって、仲間が増え、絆を深めることができるので良いことだと思います。
Q.ご指導者の方は“小松豊年獅子踊”を守り続けてきたと思いますが、一緒に練習に励む中で、そのような取り組みや思いを間近で感じる機会も多かったと思いますが、どう感じますか?
私達はまだ未熟ですが、大人の人達は踊りも出来て、刺激を受けることが多いです。大人の方を見ていて、自分たちもこうなれたらいいなという憧れがあります。
Q.中学校での参加は最後の年となりますが、今後も参加していきたいですか?
はい。中学校を卒業しても参加できる機会があるなら、これからも参加したいです。
―ありがとうございました。
中学校での経験が、川西の郷土芸能である小松豊年獅子踊を守り続けるきっかけとなるのだと思いました。今後のご活躍も期待しています。
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