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特別展「上杉鷹山の生涯〜藩政改革と家臣団〜」展示紹介

開催中の特別展「上杉鷹山の生涯」前期の展示資料から、注目の資料をご紹介。

 

四季童遊図屏風6曲1双

江戸時代(19世紀)

各155.5×332.0

重要文化財渡辺家保存会 所蔵

 

作者の左近司惟春は米沢の中級藩士。様々な遊びに興じる武家の子どもの様子が、四季の行事とともに描かれています。

本作は狩野栄川古信が描き、享保4年(1719)に幕府から朝鮮通信使に贈られた屏風に主題、構図がよく似ています。従来は縮図によって知られていますが、今回展示している屏風は彩色も鮮やかです。

左近司はどのような経緯で狩野家の作品や粉本に触れ、模写したのかは未詳ですが…

 

右隻では正月の羽根つきや三月の闘鶏、端午の節句飾り、左隻では観楓の風流踊り、鷹狩、そして雪遊びと、遊びまわる子ども達の姿と鮮やかな衣服が印象的な作品です。

米沢藩に多額の融資を行った関川村渡邉家伝来です。

展示室後半で展示しておりますので、お見逃しなく。

 

展覧会詳細はこちら

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

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