平成25年度上杉まつり「金剛流さくらに舞う会」出演
2013年5月4日(土)
伝国の杜こども狂言クラブは、平成25年5月4日(土)に開催された「金剛流さくらに舞う会」に出演しました。こども狂言クラブから5名が参加し、和泉流の狂言を披露しました。
金剛流仕舞愛好会による「金剛流さくらに舞う会」は、米沢上杉まつりのシーズンに合わせ、成果発表と観光客のもてなしを目的に伝国の杜エントランスの能舞台にて毎年開催されています。
このほか、金剛流仕舞愛好会では冬季の上杉雪灯籠まつりで「雪に舞う会」も毎年開催しており、こちらにもこども狂言クラブは毎年出演しています。
◆演目
小舞「兎」
小舞「宇治の晒」
小舞「暁」
狂言「盆山」
◆着付け
着付けの様子 |
子どもたちの衣装の準備や着付けなどは、保護者や卒業生で組織している支援団体「狂言クラブうきたむ」が協力しています。
子どもたちは、帯の結び方など着物の扱い方も習得していきます。
◆伝国の杜こども狂言クラブの紹介
こども狂言クラブの発表が始まります。発表の前に訪れた観客に、伝国の杜の安部さんからこども狂言クラブのご紹介がありました。
狂言をご覧になったことがない方のために、簡単な狂言・小舞の解説がありました。
◆小舞「兎」・小舞「宇治の晒」
小舞「兎」
| 小舞「宇治の晒」
|
◆小舞「暁」
小舞「暁」 |
小舞「暁」は、難易度の高い舞です。
この日は、狂言を始めて7年目の高校生1名が舞いました。こども狂言クラブを通して、経験を積み重ねてから、小舞「暁」に挑戦していきます。
◆狂言「盆山」
狂言「盆山」 |
こども狂言クラブでは、入って2年目以降の子どもたちが希望制で狂言を演じます。狂言をやりたくて入ったのでやらせてくださいという子もいれば、1年間、小舞を稽古してみて“自分には狂言はまだ早いかもしれない”と感じる子もいます。
山下先生のご指導のもと、稽古を積み重ねていき、狂言・小舞のレパートリーを増やしていきます。
子どもたちの中には、入って7、8年目の子もおり、これまで習得した演目の数は多くなっています。狂言を堂々と演じている姿は頼もしく、観ている人々を魅了します。
◆発表を終えて記念写真
発表を終えて記念撮影 |
発表を終えて、桜の木の下で記念撮影です。春の桜が満開の季節の発表で、桜と和服の着物がよく合い、素敵です。
発表を終えると、着替えて解散となりますが、着替えの際にも着物を大切に扱う心を忘れずに各自で片付けを行います。
〇取材日 平成25年5月4日(土)
場所:伝国の杜エントランス能舞台
〇取材協力 伝国の杜こども狂言クラブのみなさん
公益財団法人米沢上杉文化振興財団 伝国の杜・置賜文化ホール
〇執筆編集 置賜文化フォーラム編集員 佐藤道代
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平成24年度 活動内容 |
平成25年3月10日(土)
『プラザ子ども演劇祭2013春』出演 会場:川西町フレンドリープラザ【川西町】
平成25年3月20日(水)
『春休み発表会』 会場:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年度 活動内容 |
平成25年4月20日(土)
『稽古はじめ』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年5月4日(土)
『金剛流さくらに舞う会』出演 会場:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年6月23日(日)
『山下浩一郎先生による稽古 戞‐貊蝓伝国の杜・練習室【米沢市】
平成25年7月28日(日)
『山下浩一郎先生による稽古◆戞‐貊蝓伝国の杜・練習室【米沢市】
平成25年8月25日(日)
『山下浩一郎先生による稽古』 場所:伝国の杜 能舞台・練習室【米沢市】
平成25年9月8日(日)
『山形県能楽の祭典』出演 会場:伝国の杜・置賜文化ホール【米沢市】
平成25年10月13日(日)
『山下浩一郎先生による稽古ぁ戞‐貊蝓伝国の杜・大会議室【米沢市】
平成25年11月9日(日)
『山下浩一郎先生による稽古ァ戞‐貊蝓伝国の杜・大会議室【米沢市】
平成25年11月30日(土)
『置賜こども芸術祭2013』出演 会場:飯豊町町民総合センター「あ〜す」【飯豊町】
平成25年12月1日(日)
『山下浩一郎先生による稽古Α戞‐貊蝓伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年12月8日(日)
『稽古納め』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成26年1月26日(日)
『中間発表会』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
指導者インタビュー
伝国の杜こども狂言クラブについてインタビュー