「中間発表会」
平成26年1月26日(日)
伝国の杜こども狂言クラブは、平成26年1月26日(日)に中間発表会を行いました。中間発表会とは、仲間の前で演じることで度胸を試し、3月に予定されている「春休み発表会」に向けての残りの課題を明らかにするための機会として、昨年度から行っているクラブ内での発表会です。
山下浩一郎先生の指導のもと、平成25年4月から習っている狂言・小舞の演目を能舞台で披露し、全クラスの現状を見せ合い、残りの稽古期間の方針を確認しました。
◆小舞「七つ子」
小学生1名、中学生1名の女の子が舞いました。これまでの稽古の成果を披露しました。
◆狂言「仏師」
中学生1名、高校生1名の男子が演じました。お面をつけて演じるため、視野に注意ながら演じました。
◆小舞「宇治の晒」
小学生の男の子1名、女の子1名が一人ずつ舞を披露し、謡を山下先生を一緒にうたいました。
これまで稽古してきた舞をしっかりとおさらいしました。
◆狂言「盆山」
小学生1名、中学生1名の女子が演じました。
◆狂言「仏師」
中学生の男子1名、女子1名が演じました。
演者を変えて、狂言「仏師」の稽古です。
◆狂言「鐘の音」
最後は「鐘の音」です。高校生の男子1名が演じました。
これまでの一人稽古を通して、完成度の高い狂言を披露しました。
2月には、「上杉雪灯篭まつり」での発表会が予定されています。演目は狂言「盆山」に決まりました。3月の春分の日には、平成25年度の一年間の活動の成果披露の場として、「春休み発表会」が開催される予定です。
平成25年度の稽古を毎回取材させて頂き、稽古のたびに、子どもたちの成長や、狂言の面白さに刺激を受けました。子どもたちの稽古風景を数多く写真に撮らせていただく中で、カメラを向けても堂々とした子どもたちの姿を見ると、立派な「狂言役者」だと思いました。
この狂言クラブの活動によって、子どもたちが楽しみながら成長し、今後も狂言という文化が、受け継がれていくことを期待します。
〇取材日 平成26年1月26日(日)
場所:伝国の杜・能舞台
〇写真提供 公益財団法人米沢上杉文化振興財団 伝国の杜・置賜文化ホール
〇取材協力 伝国の杜こども狂言クラブのみなさん
指導者 和泉流狂言師 山下浩一郎先生
公益財団法人米沢上杉文化振興財団 伝国の杜・置賜文化ホール
〇執筆編集 置賜文化フォーラム編集員 佐藤道代
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平成24年度 活動内容 |
平成25年3月10日(土)
『プラザ子ども演劇祭2013春』出演 会場:川西町フレンドリープラザ【川西町】
平成25年3月20日(水)
『春休み発表会』 会場:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年度 活動内容 |
平成25年4月20日(土)
『稽古はじめ』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年5月4日(土)
『金剛流さくらに舞う会』出演 会場:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年6月23日(日)
『山下浩一郎先生による稽古 戞‐貊蝓伝国の杜・練習室【米沢市】
平成25年7月28日(日)
『山下浩一郎先生による稽古◆戞‐貊蝓伝国の杜・練習室【米沢市】
平成25年8月25日(日)
『山下浩一郎先生による稽古』 場所:伝国の杜 能舞台・練習室【米沢市】
平成25年9月8日(日)
『山形県能楽の祭典』出演 会場:伝国の杜・置賜文化ホール【米沢市】
平成25年10月13日(日)
『山下浩一郎先生による稽古ぁ戞‐貊蝓伝国の杜・大会議室【米沢市】
平成25年11月9日(日)
『山下浩一郎先生による稽古ァ戞‐貊蝓伝国の杜・大会議室【米沢市】
平成25年11月30日(土)
『置賜こども芸術祭2013』出演 会場:飯豊町町民総合センター「あ〜す」【飯豊町】
平成25年12月1日(日)
『山下浩一郎先生による稽古Α戞‐貊蝓伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成25年12月8日(日)
『稽古納め』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
平成26年1月26日(日)
『中間発表会』 場所:伝国の杜・能舞台【米沢市】
指導者インタビュー
伝国の杜こども狂言クラブについてインタビュー